オガサワラコブシガニ

コブシガニ科

改めて当観察報告の作成に当たって初めて Nikon D100 で撮影はじめた頃からの
写真を確認してみると、まぁダメダメ写真の多い事。
面白い事にだんだん写真が上手になっていくのが判ります。

と言う事で、ちょっと上手に成り始めた頃のパラオでの観察写真を使って本日の
観察報告を作成させていただきました。



撮影 2008年4月:パラオ 水深-9m 大きさ甲長約20mm



撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ甲長約25mm



撮影 2012年4月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ甲長約20mm

オガサワラコブシガニ 学名 Leucosia insularis
十脚目 / カニ下目 / コブシガニ科 / コブシガニ属
英名 Pebble crab
生息域 小笠原諸島、高知県、琉球列島、フィリピン、パラオなど。

水深が2m~30m位の珊瑚礁域の、礁原や礁池に棲息しております。
日中は砂の中や珊瑚の瓦礫や転石の下などに隠れていますが、夜になると表に
出てきて岩肌などに居る姿が観察できます。
甲羅の形は丸みの有る洋梨型で、甲面は平たく則縁は板状に縁取られ、鋏脚の
長節に大小のこぶが散在しております。
色彩は光沢の有る白色と橙色のまだら模様にて、個体によって模様は様々です。

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