ヒメイカ

撮影　2015年2月：和歌山県紀伊大島須江 内浦　水深-12ｍ　大きさ胴長約10ｍｍ

撮影　2016年2月：和歌山県紀伊大島須江 内浦　水深-15ｍ　大きさ胴長約10ｍｍ

ヒメイカ　学名　Idiosepius paradoxus
　ダンゴイカ目 / ヒメイカ科 / ヒメイカ属
英名　Japanese pygmy squid、Northern pygmy squid など。
生息域　北海道南部～九州南岸の太平洋沿岸、北海道南部～九州南岸の日本海・
　　　　東シナ海沿岸、南西諸島、朝鮮半島、中国大陸沿岸など。

沿岸の浅い水深の藻場や海草類が多く分布している所にて、海草類や
定置網のロープ等に胴部の背面にある粘着細胞から粘着物質を出して
吸着し生息しており、産卵も卵をそれらに吸着して行います。
生長しても20ｍｍほどの小型種にて、寿命は3ヶ月ほどと短命です。
体色は透明色や半透明の薄茶色や茶色にて、黒褐色から茶褐色の斑紋を
出したり消したりします。