さて今日からしばらくは、10月1日に今年もオープンされる紀伊大島須江の
内浦ビーチで観察出来る生物を毎日報告させていただきます。
撮影 2017年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-6m 大きさ約50mm
撮影 2014年5月:沖縄本島 水深-8m 大きさ約200mm
撮影 2008年4月:パラオ 水深-8m 大きさ約30mm
ヒレナガハギ 学名 Zebrasoma veliferum
スズキ目 / ニザダイ科 / ヒレナガハギ属
英名 Pacific sailfin tang
生息域 小笠原諸島、相模湾以南 ~ 西部太平洋域など。
岩礁域や珊瑚礁域の礁斜面や礁池に単独で生息しており、比較的に浅い
水深で観察でき、幼魚の頃は潮だまりにも生息しております。。
背鰭と臀鰭は長くて大きく広がりますが、遊泳中は閉じており威嚇行為等の
時に広げます。
また尾柄部には可動棘が有り、成長すると250mm以上になります。
成魚の体側面には幅広の黒褐色と薄黄色の横帯が入り、それぞれ横帯の中に
黄色の細い帯が入ります。
幼魚の頃は黄褐色と薄黄色の横縞が入り、頭頂から眼の上を通り腹鰭基部の
前位置まで達するのと、背鰭前端から鰓蓋を通り腹鰭基部の後方まで達する
合計2本の太い黒帯が入ります。
撮影 2011年2月:マクタン島 水深-8m 大きさ約40mm
こちらはナイトダイビングでの撮影画像、昼間より若干暗めになりますが
昼間とあまり変わらないですね。
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