カシワハナダイ

ハタ科


雄の婚姻色
 撮影 2014年11月:高知県大月町柏島 後浜 水深-16m 大きさ約80mm



雄:撮影 2014年7月:高知県宿毛市鵜来島 浦の口 水深-22m 大きさ約80mm



雌:撮影 2006年12月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-18m 大きさ約70mm

カシワハナダイ 学名 Pseudanthias cooperi
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
英名 Redbar Anthias
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、相模湾、駿河湾、和歌山県串本・南部、高知県柏島、
    愛媛県引船越、琉球列島、インド洋~太平洋域(ハワイ諸島とイースター島を
    除く)など

潮通しの良い岩礁域や珊瑚礁域の外縁など、水深が 4m~60mほどの斜面や
根の側面などにて数匹から数十匹のハーレムを成して生息しております。
背鰭の第2棘と第3棘の間の鰭膜が切り込まない事や、背鰭の第7棘~第10棘の
いずれかが最長である事などが特徴にて、雌雄共に体地色は橙色にて顎下から
腹部にかけて白色、雄の体側面の中央に赤色の細い横帯が入ります。
尾鰭は雌雄共に湾入しており雄の鰭膜は赤色にて上下の縁が白色で縁取られて
おり、雌の尾鰭の鰭膜は前半分は橙色にて後ろ半分は透明色、上下の縁の
後端が赤色に染まります。

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