フシウデサンゴモエビ

モエビ科

撮影 2011年12月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-4m 大きさ約30mm


撮影 2011年11月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-4m 大きさ約30mm



撮影 2013年3月:高知県宿毛市鵜来島 親指 水深-6m 大きさ約40mm


撮影 2005年11月:高知県大月町柏島 後浜 水深-8m 大きさ約40mm

フシウデサンゴモエビ 学名 Saron marmoratus
 十脚目 / コエビ下目 / モエビ科 / サンゴモエビ属
英名 Green Saron shrimp
生息域 紀伊半島~琉球列島、インド洋~西太平洋域など。

内湾の珊瑚礁域や岩礁域にて水深が10m以浅の岩棚の隙間や珊瑚礫や転石の下、
ミドリイシ類の根元などに隠れ住んでおり、日中よりも夜間に多く観察します。
頭胸甲の上部や腹部の背面部にたわしの様な剛毛があり、雄は第三顎脚と第一
鋏脚が非常に長くなります。
体地色は緑褐色や茶褐色などにて全身にモザイク状の複雑な模様が入りますが、
この模様や色彩は個体によって変異が多くあり、更に昼夜でも変色いたします。


撮影 2006年6月:パラオ ショートドロップオフ 水深-5m 大きさ約80mm

撮影 2007年11月:パラオ ショートドロップオフ 水深-5m 大きさ約80mm
こちらは本種の仲間で大型種、まだ学名もついておりません。


撮影 2015年4月:フィリピン マクタン島 水深-10m 大きさ約70mm
こちらも本種の仲間で大型種、こちらも学名がまだついておりません。

サンゴモエビ属の仲間は基本的に、見つけて目が合った瞬間に逃げられます。
何せ片手で石や珊瑚片を捲って、見つけたらカメラ構えてピント合わせてる間に
岩の隙間に隠れてしまいます。
なので上手く撮れるのは数回に1回程度、運良く撮れればラッキーぐらいの
気持ちで無いといけないかも知れません。

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