ヤセアマダイ

キツネアマダイ科

撮影 2012年1月:大瀬崎 先端 水深-28m 大きさ約150mm

当観察報告再開に対して過去の観察撮影画像を見直しておりますが、あまりにも
膨大な撮影枚数にてなかなか確認がはかどりません。
本種もパラオかマクタンとか別のポイントで撮影した気がしますが、現時点では
見つけられておりませんので、とりあえず大瀬崎と柏島での観察撮影画像を使って
報告させて頂きます。



撮影 2010年9月:柏島 水深-30m 大きさ約250mm

ヤセアマダイ  学名 Malacanthus brevirostris
 スズキ目 / キツネアマダイ科 / キツネアマダイ属
英名 Stripetail Tilefish
生息域 伊豆半島以南 ~ 琉球列島、インド洋、太平洋熱帯域など。

珊瑚礁域周辺の砂底や砂礫底にて、水底近くを単独もしくはペアにて浮遊して
おりますが、希に温帯域にも現れます。
体型は細長く主鰓蓋骨に大きな棘を持っており、 キツネアマダイ に似てますが
吻は細長くありません。
体地色は青灰色にて体側面に目立つ模様は特になく背鰭や胸鰭、腹鰭は透明色、
尾鰭は中央部が白色で上下に黒色の縦帯が入ります。
全長が250mmぐらいので成長し、キツネアマダイ科では大形種になります。

キツネアマダイ科の多くの種と比較すると体高が低めで、特に幼魚の頃は腹部に
ふくらみが無いことから ” ヤセ ” との和名が付いたんでしょうか?
ちょっと調べきれなくて憶測で申し訳ございません。
ただ大瀬崎の個体よりも柏島の個体の方が太めに見えたのは気のせいでしょうか?

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