サギフエ

サギフエ科




撮影 2017年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-18m 大きさ約20~40mm


撮影 2014年1月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-26m 大きさ約40mm

サギフエ  学名 Macrorhamphosus scolopax
 トゲウオ目 / サギフエ科 / サギフエ属
英名 Longspine snipefish
生息域 岩手県、相模湾~九州南岸の太平洋沿岸、北海道南部~兵庫県の
    日本海沿岸、東シナ海大陸棚緑辺域、台湾など

岩礁域や珊瑚礁域近くの水深が15m~150mほどの砂泥底に単独、もしくは少数匹の
群れを成しやや斜めに倒立した姿勢で浮遊しておりますが、長距離を異動する時は
水平の姿勢に変わり泳ぎます。
体型は側扁しており口は管状に長く歯が無く、第1背鰭第2棘の先端が尾鰭基底部まで
達する長さであり、浅い水深に生息する個体ほど体高は高いのが特徴です。
体色の変異は大きく、浅い水深に生息する個体ほど銀色を帯びる傾向が見られます。

近似種の ダイコクサギフエ 学名 M. japonicus は体高が低く第1背鰭第2棘の先端が
第2背鰭の基底部の後端を超えない長さなことなどで区別が可能です。

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