ペイルスポット・ダムゼルの幼魚

スズメダイ科


撮影 2017年2月:フィリピン カビラオ島 水深-2m 大きさ約30mm


撮影 2013年1月:フィリピン ナルスアン島 水深-3m 大きさ約30mm



撮影 2007年11月:パラオ コロール島 水深-5m 大きさ約30mm

ペイルスポット・ダムゼルの幼魚  学名 Dischistodus chrysopoecilus
 スズキ目 / スズメダイ科 / ダンダラスズメダイ属
英名 Palespot Damsel
生息域 フィリピン、パラオなど西部太平洋、アンダマン海、GBRなど。

珊瑚礁域にて、水深が5m位までの浅い水深の波が比較的に穏やかな礁原や礁湖に
生息しております。
体地色は茶褐色にて、幼魚の頃は背鰭の前方部から複部にかけてと背鰭後端から
臀鰭にかけてそれぞれ太い白色の帯が入りますが、共に成長すると下側から薄れて
いき、成魚の頃になると頭頂部に横帯状と、背鰭基部の中央部当たりに白色の
大きな斑紋状に変化していきます。

また尾柄部から尾鰭にかけて幼魚の頃は体地色と同色ですが、成魚の頃には白色に
なっていき、頬部も白色に変化して黄色の不規則な細線が数本入る様になります。
その他、幼魚の頃は背鰭中央部に白色で縁取られた眼状斑がありますが、こちらも
成長すると共に消滅してしまいます。


ダンダラスズメダイ  学名 Dischistodus prosopotaenia
撮影 2011年10月:沖縄本島 真榮田岬 水深-5m 大きさ約30mm
近似種の ダンダラスズメダイ は吻端から眼の点前までが白色に染まることや、
尾柄部全体が白色に染まることで区別が可能です。

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