撮影:2018年1月:和歌山県紀伊大島須江内浦ビーチ 水深-8m 大きさ約70mm
内浦ビーチではテンジクダイ科の温帯域と熱帯域の生物を観察出来ますが、本種を
観察したのはこれが初めて。
一発のストロボ発光で、直ぐに隠れちゃいました。
その後、再び遭遇して撮影しましたが、同じ個体か異なる固体かは不明です。
因みに本種は夜間では体側面の太い黒帯は鮮明だったり、不鮮明だったりします。
カスリイシモチ 学名 Pristiapogon kallopterus
スズキ目 / テンジクダイ科 / ヒトスジイシモチ属
英名 Iridescent Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など
珊瑚礁域や岩礁域にて、日中は岩穴や洞窟奥などに潜んでいて夜間になると外に出て
単独で活動します。
体高は高く、体長は体高のおよそ2.6~2.9倍、体地色は薄茶色にて体側面に吻端から
眼の上を通り尾柄部の手前まで伸びる暗色の太い縦帯が入り、第2背鰭の基底部には
鞍状の暗色斑が入り尾柄部の側線上より上部には暗色斑がありますが、不明瞭な時も
あります。
第1背鰭の前部の鰭膜は昼間は黄色ですが夜間は黒色に変わります。
体側面の鱗の外縁が暗褐色に縁取られかすり模様になる事が和名の由来だそうです。
昼間の色彩
撮影 2016年1月 バリ島トランベン 水深-16m 大きさ約60mm
撮影 2013年1月:フィリピン マクタン島 水深 -5m 大きさ約80mm
夜間の色彩
撮影 2014年1月:フィリピン マクタン島 水深 -12m 大きさ約70mm
撮影 2013年1月 フィリピン マクタン島 水深-5m 大きさ約80mm
幼魚:撮影 2014年1月:フィリピン マクタン島 水深 -12m 大きさ約40mm
確かパラオでも撮ってたはずと探してみましたがとても使えない証拠写真ばかりでした。
あの頃の自分、かなり下手くそだった様です。
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