ホッコクエビ 学名 Metapenaeopsis lamellata
十脚目 / クルマエビ亜目 / クルマエビ科 / アカエビ属
撮影 2012年12月：フィリピン マクタン島 水深-5ｍ 胴長約20ｍｍ
生息域 北海道西岸 ～ 鹿児島県南部、黄海、シナ海、西部太平洋域など。
内湾の水深が300ｍ以浅の珊瑚礁域や岩礁域にて、日中は瓦礫や転石の下、
サンゴの根の奥などに隠れており、夜になると外に出て活動します。
甲は堅く全面に粗毛があり額角は顕著に隆起しますが短く、腹部には
背隆起があり、第3節は著しく隆起します。
体色は個体によって変異しますが、多くは額角や足は赤色にて尾は白色、
クルマエビ科の種では分布が宗谷海峡に及び、最も北に分布する種として
“北国エビ”との和名が付けられておりますが、本来は暖海性の種です。
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