大自然の夜の海での撮影の為、ライトを照らして 1分もすれば多くの
プランクトン類が集まってきます。
ウミシャボテンカニダマシ 学名 Porcellanella haigae
十脚目 / カニ下目 / カニダマシ科 / ウミエラカニダマシ属
撮影 2008年4月:パラオ 忠洋丸隣り 水深-10m 大きさ甲長約10mm
生息域 相模湾~琉球列島、香港、東南アジア、インド洋など
内湾の水深が15m以深の砂底や砂泥底に生息するウミサボテン類に
共生し、宿主の触手の間に隠れ住んでおります。
もともと宿主のウミサボテン類自体が日中は砂の中にいる事が多い為、
夜間の方が観察し易いです。
体色は乳白色にて甲の前縁と鋏脚に暗褐色の模様が入り、甲の側縁が
左右並行で有る事や歩脚の前節に先端に 1棘が有る事などで、近似種の
ウミエラカニダマシ と区別が可能です。
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