ミカヅキツバメウオ

マンジュウダイ科



撮影 2017年9月:フィリピン ナルスアン島 水深-2m 大きさ約300mm


幼魚;撮影 2010年10月:三重県尾鷲市三木浦 ナナコのダボ
                   水深-9m 大きさ高さ約200mm

ミカヅキツバメウオ  学名 Platax boersii
 スズキ目 / マンジュウダイ科 / ツバメウオ属
撮影 2017年9月:フィリピン・ナルスアン島 水深-2m 大きさ約300mm
英名 Golden spadefish
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、岩田県~高知県以布利の太平洋沿岸(稀に幼魚)、
    福井県(幼魚)、沖縄県伊江島・西表島、済州島、台湾、フィリピン、
    カリマンタン島、スラウェシ島、大・小スンダ列島、アンダマン海、
    ニューギニア島など

岩礁域や珊瑚礁域にて水深が 1m~59mほど、成魚は主に沿岸域の中層域を
遊泳しており、幼魚の頃は礁池や内湾、漁港などに生息します。
体は側扁し体高が高く背鰭と臀鰭は上下に幅広く伸びており、体地色は
銀白色にて、頭頂部から眼の上を通り顎下までと、背鰭基部の手前から
腹鰭基部の後端までそれぞれ黒色の太い横帯が入り、腹鰭基部の後方に
黒色の大きな斑紋が入らず、腹鰭は黒色にて尾鰭の前部に黒色の横帯が
入ります。
幼魚の頃は背鰭と臀鰭が著しく伸長し、背鰭の先端から臀鰭の先端まで
黒色の太い横帯状に染まり、腹鰭も著しく伸長し黒色です。


ツバメウオ 学名 P.teira
撮影 2005年5月:グアム ギャブギャブⅡ 水深-10m 大きさ約500mm
近似種の ツバメウオ の成魚は、腹鰭基部の後方に黒色の大きな斑紋が
入る事や、腹鰭は黄色にて尾鰭の前部に黒色の横帯が入らない事などで
区別が可能です。
また幼魚は腹鰭が著しく伸長しない事などで区別が可能です。

コメント