コモチジャコ

ハゼ科

撮影 2012年2月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-23m 大きさ約40mm 

本日はなかなか出会えないハゼ科の生物です。


撮影 2012年1月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-23m 大きさ約40mm 

コモチジャコ 学名 Amblychaeturichthys sciistius
 スズキ目 / ハゼ科 / アカハゼ属
英名 spottysail goby
生息域 北海道以南の太平洋、日本海側 ~ 瀬戸内海、九州、朝鮮半島など。

内湾性に富んだ水深20m~60m付近の砂泥底や泥底に巣穴を形成し、その近辺の
海底に着停して生息しております。
頭部が大きくて太短い体型にて大きな眼は独特の形をしており、下顎に3対の
髭があります。
体地色は灰白色で体側面には複数の淡い暗色斑があります。
第1背鰭は8棘数にて白色で縁取られた大きな1黒色斑があり、個体によっては
黒色斑紋から前下方に向かう黒色の斜帯もみられます。

撮影 2012年2月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-23m
普段はこんな感じで巣穴に引っ込んでます。
この時は合計3個体の姿が確認できましたが全身を見せてくれたのは1個体だけ
でした。

コメント