クサビベラ 学名 Choerodon anchorago
スズキ目 / ベラ科 / イラ属
幼魚;撮影 2007年11月:パラオ コロール島 水深-2m 大きさ約20mm
英名 Orange-dotted tuskfish
生息域 小笠原諸島、奄美大島以南の琉球列島、台湾、東沙群島、香港、
東インド洋~西太平洋(スリランカ以東)など
珊瑚礁域の水深が 1m~25mほど、主に浅い水深の礁池や礁湖などの
砂地が多く散在する様な所に単独で生息しており、幼魚の頃は内湾の
藻類が付着している枝状サンゴ類の枝間や藻場などに多く観察されます。
成魚の体色は体側の中央から後半の背部は黒色にて。腹部は白色、
胸鰭の基部の後方に白色や黄色のくさび形の斑紋が入り、尾柄部の
上方に白色の大きな四角形の斑紋が入ります。
幼魚の頃は茶色と白色の格子模様をしており、背鰭の後部や臀鰭に
暗色の小さな斑紋が入ります。
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