アイゴ

アイゴ科

幼魚:撮影 2018年1月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-5m 大きさ約50mm


成魚:撮影 2018年1月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-5m 大きさ約150mm


日が暮れ始めた頃はこんな体色でも暗くなるにつれて、体色は暗色に変化します。


ナイトカラー(シモフリアイゴ型)
撮影 2017年2月:フィリピオン・マクタン島 水深-10m 大きさ約150mm

アイゴ 学名 Siganus fuscescens
スズキ目 / アイゴ科 / アイゴ属
英名 Dusky rabbitfish
生息地 青森県~九州南岸の日本海・南シナ海・太平洋沿岸、小笠原諸島、
    伊豆諸島、琉球列島、南大東島、朝鮮半島南岸、済州島、台湾、
    海南島、東インド洋~西太平洋(マリアナ諸島を除く)など。

岩礁域や珊瑚礁域近くの藻場や海草類の多いところに生息しております。
孵化したまもなくの浮遊期は流れ藻に付いたりし、その後の幼魚の頃は沿岸の
浅所で群れを成して遊泳しており、琉球列島では河川の汽水域に現れたりも
します。
アイゴ科の魚類の全てが背鰭や腹鰭、臀鰭の鰭条数は同じ数にて、背鰭に毒が
あり刺されると危険です。
体地色は淡黄色や灰褐色にて全身に白色斑紋が現れたり現れなかったり環境に
よって変化します。

以前は琉球列島に生息する白色斑が細かく散在するタイプは シモフリアイゴ 
S.canaliculatus と呼ばれてました、本州~九州生息する アイゴ と遺伝学的に
同種と判明し、アイゴの別型 (シモフリアイゴ型) とされました。

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