カムチャッカモエビ 学名 Heptacarpus camtschaticus
十脚目 / コエビ下目 / モエビ科 / ツノモエビ属
撮影 2012年3月:新潟県佐渡島小浦 赤岩 水深-22m 大きさ約30mm
生息域 千島列島~天草諸島の日本海・東シナ海沿岸、カムチャッカ半島、
北東太平洋、東シナ海など
水深が200mぐらいまでの岩礁域の礁斜面などにて、海藻類をホストとして
付着して生息しています。
額角は長く水平で触角鱗の先端を越えず、第3腹節の背而は隆起し爪条に
後方に伸びます。
体地色はホストの海藻の色彩に合わせており、赤褐色や茶褐色、緑褐色など
変異に飛んでいて、額角の上縁が白色の細い縦帯で縁取られている個体が
観察されますが、この白色の縦帯自体も太かったり、頭胸甲から腹節あたり
までかかっていたりと非常に多くの色彩変異が見られます。
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