オニゴチ

コチ科


撮影 2013年9月:高知県大月町柏島 レッドロック 水深-22m 大きさ約80mm



撮影 2013年9月:高知県大月町柏島 竜の浜 水深-8m 大きさ約40mm


撮影 2013年8月:隠岐諸島 大黒 水深-12m 大きさ 約80mm


撮影 2014年1月:フィリピン マクタン島 水深-10m 大きさ 約80mm

オニゴチ 学名 Onigocia spinosa
 スズキ目 / カサゴ亜目 / コチ科 / アネサゴチ属
英名 Midget flathead
生息域 茨城県~豊後水道の太平洋沿岸、 新潟県~九州南岸・西岸の日本海・
    東シナ海沿岸、瀬戸内海、東シナ海南部大陸棚域、朝鮮半島南岸、
    済州島、台湾、広東省、フィリピン諸島西岸、アラフラ海・ティモール海
    ~オーストラリア北西岸など。

沿岸の水深が 8m~250mにて大陸灘の砂泥底や泥底などに、日中は
砂底に潜っていて夜になると外に出て活動します。
体地色は白色にて頭部に茶褐色の不規則な横帯が眼の瞳を起点として
複数本入り、体側面にも茶褐色の不規則な横帯が 4本入ります。

水中での本種の同定は非常に困難にて、眼の虹彩の上側の皮膜が複雑に
分かれていて、下側の皮膜は2峰型になっている事などより、撮影後に
画像の眼を拡大して初めて判ります。



セレベスゴチ 学名 Thysanophrys celebica
撮影 2010年1月:和歌山県紀伊大島須江 白野 水深-8m 大きさ約70mm
近似種の セレベスゴチ は眼の虹彩の下側の皮膜が単峰型で有る事などから
区別が可能です。

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