撮影 2010年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-7m 大きさ甲長約20mm
撮影 2017年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-5m 大きさ甲長約20mm
撮影 2015年4月:三重県尾鷲市三木浦 ナナコのダボ 水深-16m 大きさ甲長約30mm
撮影 2015年10月:高知県大月町柏島 竜の浜 水深-7m 大きさ甲長約30mm
抱卵姿
撮影 2008年8月:和歌山県田辺市 ミサチ 水深-9m 大きさ甲長約30mm
ゼブラガニ 学名 em>Zebrida adamsii
十脚目 / カニ下目 / ゴカクガニ科 / ゼブラガニ属
英名 Zebra urchin crab
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、オーストラリアなど
比較的浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域にて、ラッパウニやシラヒゲウニ、
イイジマフクロウニなどに寄生し、ホストのウニの棘を食べて生息して
おります。
甲の形は変形した六角形にて、両眼の上部分と甲の側部分から前方に
角状に伸びており、背面は平らにて体色は白地に濃い紫色の縦縞模様が
あります。
自分が観察しようとして捜すのは、比較的に生息が確認しやすいラッパ
ウニが多いです。
自然な状態でのラッパウニは棘のラッパが萎んでおり、指示棒あたりで
コツンとたたくと驚いて棘のラッパが開きます。
体全体の棘が開いた時に、縦状に1本の刈り込み跡が有れば、そのラッパ
ウニをひっくり返して裏をのぞくと、ほぼ100%、本種が潜んでおります。
ただ不思議に思うのは、本種がラッパウニの棘を食べた跡の、この盾状の
刈り込み跡は必ず 1本しか有りません
丁度 1本程度の量を食べると、棘が再生してくるのか?
それとも 1本分食べ尽くすと、もう食べないのか?
研究者の方は知ってる事かも知れませんが、何故なんでしょうね
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