ヒブサミノウミウシ

ヒブサミノウミウシ　学名 Caloria indica
　枝鰓亜目 / ミノウミウシ小目 / オオミノウミウシ上科 /
　　　　　　　　　　　　　　ヨツスジミノウミウシ科 / ヒブサミノウミウシ属
撮影　2016年4月：高知県大月町柏島 後浜 水深-9ｍ 大きさ約20ｍｍ
生息域　　山形県以南の日本海沿岸、伊豆諸島、千葉県以南の太平洋沿岸、琉球列島、
　　　　　インド洋～太平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域の水深が 3ｍ～20ｍほどに生息しております。
体地色は半透明な白色にて、頭部から背面にかけて朱色をおびますが背面全体が
朱色のタイプも観察されます。
口触手の基部から触角間を通り背面に至る白色の縦線が入り、背側突起は基部より
赤色、青色、黄白色に染まり、触角と口触手は平滑にて中ほどが赤色にてその先は
黄白色をしております。

今回、本種が居たのは海藻の アヤニシキ、ちょうど胞子の放出中でしたので、
そのシーンも撮影しておきました。