コンテリボウズハゼ

ハゼ科




雄:撮影 2012年12月:フィリピンの川 水深-80Cm 大きさ約40mm



雌:撮影 2012年12月:フィリピンの川 水深-80Cm 大きさ約40mm

コンテリボウズハゼ 学名 Stiphodon atropurpureus
 スズキ目 / ハゼ科 / ナンヨウボウズハゼ属
撮影 2012年12月:フィリピンの川 水深-80Cm 大きさ約40mm 
生息域 和歌山県、種子島、屋久島、奄美大島、石垣島、西表島、台湾、
    ルソン島、レイテ島など

河川の渓流から中流域に生息しており、比較的に流れが少し緩まったところを
好んで淵や平瀬の転石上に単独、もしくは小数匹で生息しております。
体型は棒状の砲弾型にて、雄の体地色は輝き有る紺色にて吻端から尾柄部まで
白色の太い縦帯が入り、第1背鰭と第2背鰭の形状は台形にて各棘に白色の斑点が
散在し鰭膜は紺色です。
雌の体地色は白色にて、吻端から尾柄部までと背側の計2本の赤色混じりの黒色の
縦帯が入り、第1背鰭と第2背鰭の各棘黒色の斑点が散在し鰭膜は透明です。

雌雄共に胸鰭に小さな黒色の斑点が入らず、雌では臀鰭に小さな黒色の斑点が
入る事などで、同属の多種との区別が可能です。


ナンヨウボウズハゼ  学名 S.percnopterygionus
雄:撮影 2007年11月:パラオ ガラスマオの滝 水深-50Cm 大きさ約30mm 
近似種の ナンヨウボウズハゼ は第1背鰭の形状は鎌形にて目の下に黒色の太い横帯が
入る事などで区別が可能です。

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