ヒフキアイゴ

アイゴ科


幼魚:撮影 2013年6月:フィリピオン・マクタン島 水深-8m 大きさ約40mm



撮影 2014年10月:フィリピオン・マクタン島 水深-8m 大きさ約100mm

ヒフキアイゴ 学名 Siganus unimaculatus
スズキ目 / アイゴ科 / アイゴ属
英名 Onespot rabbitfish
生息域 小笠原諸島、沖縄諸島以南の琉球列島 ~ フィリピン、北西オーストラリアなど。

珊瑚礁域の礁外縁の礁斜面や、礁湖、礁池などで幼魚の頃は他のアイゴ類と少数匹の
群れを成し、成魚になるとペアになり縄張りを作って生息します。
体形は吻が著しく突出し、背鰭は13棘10軟条にて胸鰭は15-17軟条、腹鰭は1棘3軟条、
臀鰭は7棘9軟条。
体地色は頭部は白色にて吻端から頭頂付近にかけてと、胸部から上方向に伸びる2本の
黒色帯があり、体側面の鰓部辺りから後ろは明るい黄色にて、中心辺りのやや上位置に
大きな黒色斑がありますが、大きさには個体差があります。
幼魚の頃は上半身は黒色にて、成長すると共に上述の黒色帯や黒色斑紋に変化して
いきます。

動き方は、チョウチョウウオやキンチャクダイの様に素早くチョロチョロと動きます。
たまにピタッと全鰭を開いて止まるのですが、スズメダイの様な動き方に規則性が無い
為なかなか撮りづらい生物です。
でも綺麗であまり出会えない生物なので、見かけるといつも追いかけ回してしまいます。

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