オヨギトラギス

トラギス科

先日、2014年と2015年の画像データが外付けHDDのクラッシュで消失したと
報告させて頂きましたが、過去にブログで使用した写真は違う外付けHDDに
保存していたので何とか一部は残ってました。
ただJPGに加工した画像だけで、ROWデータが無いのは残念です。



オヨギトラギスの雄 学名 Parapercis natator
 スズキ目 / トラギス科 / トラギス属
撮影 2014年7月:高知県鵜来島 水深-57m 大きさ約80mm 



オヨギトラギスの雌
撮影 2015年6月:高知県柏島 水深-40m 大きさ約50mm 

生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、相模湾以南 ~ 琉球列島、など。

岩礁域や珊瑚礁域の礁外縁にて、潮通しの良い礁斜面やガレ場、砂底などに
生息しております。
多くの図鑑や研究文章では生息水深は15m~60mと有りますが、40m以深での
観察が多く報告されています。
トラギス科の多くが水底で生息していますが、本種は遊泳性にてホバリングして
周囲を警戒しながら生息しております。

体色は雌雄にて異なり、雄の色彩は背側は赤色で腹部は白色にて鰓の後方に黄色
の太い横帯と不規則な白色の細い帯が入ります。
第1背鰭の鰭膜は白色、第2背鰭の鰭膜は透明にてそれぞれの棘は赤色、胸鰭は
透明、腹鰭と臀鰭は鰭膜は透明にて棘は白色、尾鰭の鰭膜は透明にて上下の縁は
赤色に縁取られます。

雌の色彩は背側は赤色で腹部は白色、体側面に赤色の帯と白色の帯が不規則に
入ります。
第1背鰭は赤色、第2背鰭の鰭膜は透明にて棘は赤色、胸鰭は透明、腹鰭と臀鰭は
鰭膜は透明にて基部が白色に染まり、尾鰭の鰭膜は透明にて上下の縁は赤色に
縁取られます。

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