ヤセオコゼ

オニオコゼ科



撮影 2017年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-23m 大きさ約40mm


撮影 2017年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-18m 大きさ約40mm



撮影 2013年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-16m 大きさ約30mm

ヤセオコゼ  学名 Minous pusillus
 スズキ目 / カサゴ亜目 / オニオコゼ科 / ヒメオコゼ属
生息域 駿河湾~九州南部の太平洋沿岸、新潟県、若狭湾~九州北西岸の
    日本海沿岸、瀬戸内海西部、台湾、東シナ海、フィリピンなど。

内湾の水深が 30m~110mほどの砂泥底や砂底に生息しており、日中は砂底に
潜っていて夜になると出てきて砂底を這うように動いております。
同属の ヒメオコゼ イトオコゼ に似ておりますが、ヒメオコゼ は背鰭の軟条に
黒色の斑が入り尾鰭に暗色の横帯が2本入る事、イトオコゼ は尾鰭に顕著な模様が
入らない事、本種には尾鰭に暗色の斑点が散在する事などで区別が可能です。

体表面にヒドロ虫と呼ばれるクラゲの仲間がポリプの頃に付着しており、クラゲの
姿に成長すると本種から離れて浮遊します。
なのでパッと見は細い海藻やゴミが付いているような姿をしております。

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