キイトゲアシガニ

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キイトゲアシガニ 学名 Percnon guinotae
 十脚目 / カニ下目 / イワガニ科 / トゲアシガニ属
撮影 2010年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-9m 甲長約30mm
生息域 小笠原諸島、伊豆半島西岸、和歌山県串本、高知県柏島、九州南部、
    琉球列島、インド洋~太平洋など

岩礁域や珊瑚礁域の潮間帯から潮下帯浅所にて、礁原や礁縁の
珊瑚の基部や水路の亀裂などに生息しており、危険を感じると
岩の亀裂などに素早く隠れます。
甲羅は平たい円形にて、背面に境界の不明瞭な濃褐色と淡褐色の
斑模様にて、眼は鮮赤色です。
鋏脚の掌部は上面と指部が赤紫色にて、掌部の下面は淡緑色、
歩脚の長節は基部から末端にかけて淡褐色と濃褐色が交互に
並び、前節は赤色にて末端は黄色です。

過去に本種は ミナミトゲアシガニ P.abbreviatumとされてましたが、
近年の研究結果より本和名・本学名へと変更されております。

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