ヘラヤガラ 学名 Aulostomus chinensis
トゲウオ目 / ヘラヤガラ科 / ヘラヤガラ属
撮影 2013年3月:高知県宿毛市鵜来島 ウグルガーデン 水深-9m 大きさ約500mm
英名 Chinese trumpetfish
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、相模湾~九州南岸の太平洋沿岸(少ない)、若狭湾、
屋久島、琉球列島、南大東島、台湾南部、東・西・南沙群島、インド洋~
汎太平洋域(紅海~インド沿岸を除く;ハワイ諸島を含む)など。
岩礁域や珊瑚礁域にて水深が 0m~122mほど、主に浅い水深に
生息しています。
体形は細長くてやや側偏した円筒形にて、長く突出した吻から頭部に
かけては強く側偏しており、下顎の先端には髭があり、臀鰭と尾鰭は
極端に後部に位置します。
体色は環境に合わせて自在に変化させる事が可能にて、橙黄色から
暗褐色まで著しく変化します。
また幼魚の頃には縦縞模様や、格子模様も見られます。
本種は何か別の物に寄り添う習性が有り、幼魚の頃はガンガゼや
ウミシダ類の間で倒立していたり、成魚では大きな魚に寄り添って
遊泳したりします。
因みに頭部が竹べらの様な形状から和名が付けられたらしいです。
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