撮影 2008年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-12m 大きさ50mm
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎海岸 水深-8m 大きさ約50mm
撮影 2009年1月:静岡県沼津市大瀬崎 湾内 水深-16m 大きさ50mm
撮影 2009年4月:高知県大月町柏島 民家下 水深-6m 大きさ50mm
撮影 2011年1月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-12m 大きさ50mm
撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 後浜 水深-16m 大きさ約60mm
撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 後浜 水深-16m 大きさ約60mm
スジオテンジクダイ 学名 Ostorhinchus hoiotaenia
スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属
英名 Goldstriped Cardinalfish
生息域 伊豆諸島、千葉県館山湾~屋久島の太平洋沿岸、福岡県沖ノ島、長崎県香焼、
台湾南部、スラウェシ島、モルジブ諸島、セーシェル諸島、ペルシャ湾、
インハカ(南アフリカ)、モザンビークなど
珊瑚礁域や岩礁域にて水深が10m~20mほどの珊瑚の陰や岩穴の陰などに
隠れる様にして小数匹の群れを形成し生息しております。
体地色は白っぽい銀色にて、金色みががった橙色の太い縦縞が6本入り、
その内の1本が吻端から眼を通り尾鰭の後端まで届くことや、一番下の
白色の縦帯が破線状になること等が特徴です。
キンセンイシモチ 学名 O.properuptu
撮影 2009年6月:高知県大月町柏島 後浜 水深 -10m
近似種の キンセンイシモチ は、吻端から眼を通って伸びる金色みががった
橙色の太い縦縞が尾鰭手前の尾柄部までしか入らない事や、一番下の白色の
縦帯が破線状では無く明確な直線であること等で区別が可能です。
以前には両種は同じ キンセンイシモチ とされてましたが2013年2月に発刊
された「日本産魚類検索 第3版」にて、従来まで ラインタイプ とされていた
種が キンセンイシモチ の名前を継承し、ドットタイプとされていた種は新たに
スジオテンジクダイ との新たな名前の種として分けられました。
自分が過去に潜って観察した限りでは、紀伊大島須江が両方が観察できる
北限かと思います。
ここから紀伊半島の東側では、 スジオテンジクダイ しか観察できません。
でも確実に海水温の上昇に伴い種の北限は毎年上昇していると思いますので、
あくまでも2018年頃の話ではありますが。
アカホシキンセンイシモチ 学名 Ostorhinchus rubrimacula
撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約50mm
近似種の アカホシキンセンイシモチ は、尾柄部に赤色の斑紋が入る事で
区別が可能です。
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